April 02, 2011

Sony Walkman NW-A856 ヘッドフォン MDR-NWN33S編

NW-A856購入以来、ストラップとヘッドフォンを共有化すべく、接続部を加工して「MDR-NX3」を使を使っていたんですが、どうにも本体のノイズキャンセリング機能を活用したくなり、MDR-NWN33Sを思わず購入してしまいました。

これがMDR-NWN33S。A840やS740辺りからのシリーズ専用で、ネックストラップ付き＆本体ノイズキャンセル機能に対応したカナル型のネックストラップヘッドホンです。2011年始頃の価格で5,000～6,000円当たりが相場だったかと。

イヤープラグ辺りのアップ。集音部分が見えますが、ここから拾った音と逆位相の音を出すことでノイズを人間の耳に実質聞こえにくくする仕組みはこれまでどおり。
MDR-NWN33S アップ

ヘッドフォン自体はA856本体に付属しているものと同じものようですが、ネックストラップがないと‘み’的にはちょっと嫌なので、奮発してしまいました(^_^;)

で、実際に使ってみると・・・

今までA856本体の「NC」アイコンがグレーアウトしていて、NCの設定をすると音がこもるような感じになるだけだったんですが、当たり前ですがちゃんとこのアイコンが光りました(^_^)

NC機能は色々試した結果、レベルを10あたり、設定を電車・バスでほぼ固定していますが、確かに音によってはかなりのレベルでカットしてくれていました。何も再生しないでいると（理論上は無音に近づくような気がしますが）何故かそれなりに煩いんですけどね・・・

以前ここで紹介した初期の単体で機能するノイズキャンセリングヘッドフォンMDR-NC11Aも結構長く使っていたんですが、NC機能だけを感覚レベルで比較すると、MDR-NC11Aの方が強烈にノイズをカットしてくれていたようにも思いますが、ソースも再生機器も違うので単純比較出来ないでしょうから、機能的には必要十分だと思います。

あ、逆にストラップとしては最低ラインって感じでしょうか。プラグの左右がR・Lの文字を確認しないと分からなかったり、首に回る部分が樹脂（言葉が違うかも知れませんが「ビニール」っぽい）で安っぽいので、本皮を使ったMDR-NX3の方がしっくり来るのは確かですね。まあ、この樹脂のストラップ部分にイヤープラグに伸びるコードを収納する形で取り込める（そこそこキツイので、断線したりしないか心配ですが・・・）ので、ここだけはストラップとして褒められるのかなとは思います。

ネックストラップ方のヘッドフォンとしては高めですし、付属のヘッドフォンで十分な気もしますが、AシリーズのNC対応ヘッドフォンとネックストラップのニコイチアイテムとしては、まあ悪くないと思います。