東京駅 為治郎 鶏そば
東京駅から新幹線で出張する際、軽くお昼を頂こうと思って入ったのが為治郎（ためじろう）。京都のお店のようでしたが、何度か前を通りかかって蕎麦うどんだけでなくラーメンもあるのを知っていたんですよね。
お店の外観。東京駅の八重洲側の通路に面しているので人通りが多く、この画像を撮るのにも結構難儀する程でした。
店内の様子。京都風というか和テイストな内装ですね。時間帯はお昼少し前でしたが、8割方埋まっていました。海外の方と思われる方も多かったと思います。
頂いたのは鶏そば。そばと言っても蕎麦ではなくラーメンなんですが、蕎麦うどんの方がメインのお店らしく券売機に「ラーメン」とPOPのようなものが付いていました。あ、券売機の写真は撮れませんでしたけど。
これが鶏そば。真っ白い濃厚そうなスープがインパクト大です。単品で900円はそこそこのお値段ですね。
アップにするとこんな感じ。具には鶏チャーシュー2枚に味玉、沢山の白髪ネギが目を引きますね。
実際に頂いてみると・・・
まずスープが特徴的だなぁと。見た目はシチューのように濃厚に思えるんですが、意外な程あっさりしていて全くしつこくないんですよね。和風の出汁が使われているかどうかまでは分りませんでしたが、蕎麦屋さんがラーメンを作ったらこんな感じ、という印象でした。塩分もやや抑え目な感じで優しいラーメンだと思えましたね。
一方、麺はやや細めのストレートで、色味も含めて一見乳麺とか素麺とかにすら見える様なもの。若干歯応えがあってツルツルとした舌触りも悪くなかったんですが、ちょっと中途半端な食感でした。多分場所柄ゆで時間時間を短くする必要があってこんな感じなんだとは思いますが（‘み’は2〜3分程度でサーブされましたが、他のメニューの人も同じような感じだったかと）、九州ラーメンとかのように割り切って細麺にしても良いかも知れません。
あと鶏チャーシューはやや塩気と脂分があり、良いアクセントになっていましたね。単品でも十分美味しく頂けたかなと思います。
単価はちょっと高めですが、京都のお店だけに八つ橋（生ではなく固い方）まで付くのは期待していなかっただけにちょっと嬉しかったですね。
あっさりの鶏そばもあるようなので、次の機会にはそれ・・・といいたいところですが、本業の蕎麦やうどんも気になるなぁ
