September 25, 2018

映画アンタッチャブル

地上波で放送されていた映画、「アンタッチャブル」。存在もおよその内容も知っていたものの、ちゃんと見たことはなかったので録画鑑賞しました。

個人的にはもっと昔の映画だと思っていたんですが、実際には1987年のアメリカ映画だったのでまだ30年そこそこなんですよね。まあそれでも十分昔の作品ではありますが(^_^;)

あらすじ的には・・・

1920年代のシカゴ。禁酒法の影響で闇市場が肥大化し、密造酒や密輸された酒が悪の温床となっていた。
警察や裁判所もギャングに買収されて治安が悪化する中、アメリカ政府が財務省の役人であるエリオット・ネスを派遣。ネスはシカゴを牛耳るアル・カポネを逮捕すべく、地元の警察官ジム・マローン、警察学校から選び出した新米のジョージ・ストーン、財務省の簿記担当者オスカー・ウォレスの4人でチームを組み、カポネファミリーに立ち向かう・・・

という感じ。ここからはページを変えて感想を少々。

基本的には勧善懲悪の警察＆政府vsギャングの対決なので、比較的シンプルで分かり易かったかなと。100年近く昔の禁酒法時代が舞台なので現代ほど法令や組織などが整備されてない部分もあり、まだ反体制的なアル・カポネの側が名実ともに強い力を持っていて、映画としてガチンコの対決になっていた部分もあると思いますけどね。

その分殺され方や死体など残酷な部分もありましたし、まだレーティングなども十分ではない時代の映画ということもあってそれがそのまま描写されたりもしていましたが。

あ、終盤のシカゴ・ユニオン駅の階段のシーンは緊迫感があって印象的でした。赤ちゃんを乗せたバギーを階段の上に持ち上げようとする母親と、アル・カポネの尻尾を掴むための会計係を待ち伏せながらもそれを見かねて手伝うネス。そこへカポネ一味が現れて銃撃戦になり、階段を下ってしまうバギーの気の車輪が階段に断続的に触れる音が時を刻む・・・　なかなかここまで緊迫感があるシーンは無いようにも思えましたね。それまで残酷なシーンが多かったこともあり、「赤ちゃんは絶対助かるだろう」のような甘い推測は出来ませんでしたし。公開当時話題になったそうですがそれも分かるような気がしますね。

最後になりましたが・・・　この映画の一番の印象として、ケビン・コスナーが若いなぁと(^_^;)