静岡 御殿場 金太郎でランチ
御殿場周辺でお昼を頂くことになった際、少し調べて東名のインター近くのお蕎麦屋さん、金太郎に行ってみました。
お店の外観。地方都市の幹線道路沿いなどに良くありそうな雰囲気です。幹線道路沿いでこそありませんが、東名高速の側道沿いなんですよね。
店内の様子。外観と同じような感じで「それっぽい」雰囲気が出ています。
週末とは言え13時頃でお昼時を少し外していたんですがそれでも少し待つほどの人気っぷり。お店を出る時の方が混んでいましたし。
何故か飼われていたすっぽん。店内には他にも水槽や陶器、民芸品っぽいものが多かったかと。古民家風でしょうかね。
メニューの一部。そばだけでなくお酒のおつまみっぽいものも多数。
かなりバラエティに富んでいたので極一部しかとっていませんが。
頂いたのはこの辺りの名物だという御殿鶏そば。
基本的に温かいそばは食べないんですが、名物に惹かれてしまいました。
そばは挽きぐるみの「黒」＝御厨そばと「白」＝駿河そばを選べましたが、折角なので黒を選んでいます。大盛りで通常の量とのことだったので大盛り税抜き926円を選んでいます。
こちらは連れの天婦羅冷やし、税抜き1,717円。
そばは同じく「黒」です。
この他に1品もので筍の天婦羅、税抜き750円と
鹿のたたき、税抜き600円もオーダーしています。
実際に頂いてみると・・・
まずそばは山芋を繋ぎに使っている御殿場名物だそうで、特に温かい御殿鶏そばでは山芋の風味が感じられてなかなか美味でした。御殿鶏もやや柔らか目の食感で流石に量は多くなかったものの、しっかりと旨味も感じられ、人参やシイタケなどと相まってけんちん蕎麦っぽくまとまっていたなぁと。
冷たい方のそばは逆にこんなものかなと。山芋の香りが立たない分、そのちょとした粘っこい感じが個人的にはやや気になりました。コシというか歯応えは適度に強く不味い訳ではないんですが、温かい方が合っているなぁという印象ですね。
天婦羅（単品の筍含む）は少し摘まんだ程度ですが、揚げたてでサーブされたそれは衣がサクサクしていて予想外に美味しくビックリしました。近くの囲炉裏っぽい席に7〜8人の団体（多分親類一同的な雰囲気）がいて山盛りの海老天などを大皿に盛ってつつきながら食べていたんですが、それが羨ましく思えましたし。
鹿のたたきはまあ物珍しさだけでしょうか。流石にこれは冷凍だったようでまだ冷たい状態でサーブされましたが、にんにく、しょうがだけでなくオリーブオイル＆塩でも頂けるようになっていました。火を通していない鹿肉は初めて頂きましたが、癖や筋張った感じが無く上質な赤味肉と言った風合いでこれも悪くはなかったですね。
正直全てが期待以上の味。外観から観光客向けのお店なんだろうなとタカを括っていた部分もあるんですが、良い意味で期待を裏切られました。なかなかこの辺りに来る機会もありませんが、再訪して違うメニューも頂いてみたいですね。
