映画 シャドー・チェイサー
確かBSで放送されていた2012年のアメリカ映画、シャドー・チェイサー。コロナ対策の中でなかなか外出し難いこともあり、珍しく自宅のREGZA Z9500で録画鑑賞しました。
あらすじ的には・・・
アメリカで会社を経営する青年ウィル・ショーは、休暇で家族と会うためにスペインを訪れた。大使館に勤めている父マーティンとは上手くいっていなかったが、母ローリーと弟ジョシュ、更に弟のその恋人ダラと合流し、この5人でクルーザーに乗った。
そんな中、自身の会社が倒産したという電話を受け、クルーザーから泳いで街に上がったウィルがクルーザーに戻ると、クルーザーが荒らされ、4人が姿を消していた。
慌てて警察に駆け込んだウィルだったが、何故か自分が拉致されそうになり逃亡。そこにマーティンが現れ2人で辛くも警察から逃れるが、そこで家族が拉致されたこと、マーティンが実はCIAの工作員だったこと、家族が拉致されたのは自分のせいだと思われることを知らされる。
2人は家族を救出するべく、マドリードで同僚のジーン・キャラックと合流。拉致犯の目的はブリーフケースであり、マーティンはそれをジーンが隠し持っていると考えていたが、その直後にマーティンは何者かに狙撃されて死亡してしまう。
ウィルはマーティンの携帯電話と拳銃を持ち、言葉もまともに通じないマドリードの街を逃げ始めるが・・・
という感じでしょうか。
ここからはページを変えてネタバレありの感想を少々。
序盤は何が何やら分からない状態でジーン（シガニー・ウィーバー）とマーティン（ブルース・ウィリス）が出会ったところでCIA同士？のはずなのに妙にかみ合わない不穏な空気も含めて、この2人が共闘→激突するんじゃないかとその先を期待させてくれたんですが・・・
直後にブルース・ウィリスが射殺されてしまうとは(^_^;)
この後は拉致犯とジーンのどちらが敵なのか良く分からない状態が続きながらの逃走や、ウィルと一緒に逃げることになったルシアが実はウィルの異母妹だったりとか・・・ そこそこ見応えや目を引く展開はあったように思いますが、結局はCIAとイスラエルのイスラエル諜報特務庁「モサド」のブリーフケースの奪い合いにウィルたち一家（マーティンはそもそも当事者ですが）が巻き込まれた形なので、ストーリー的にも複雑なことはなく、良くも悪くも悩まずに見られたかなと。
ラストシーンでウィルがCIAにスカウトされていたような場面がありましたが、あれはスカウトで良いんですよね？ ナンダカンダでジーンやモサドとやり合って生き残ったウィルの能力は疑いようもないということなんでしょうが、「そもそもウィルもCIAだった」的な落ちだったらそれもありかなと思えたりしましたし・・・ そんな伏線はなかったような気がしますけどね(^_^;)
そうそう、マドリードの街並みが結構綺麗にというか印象的に映っていたので、（行ったことはありませんが）ここはセールスポイントかも知れませんね。
ビッグネームにつられて観た映画で少し肩透かしを食った感もありますが、それほど悪くはなかったかなと思います。
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