F1 2021 開幕戦 バーレーンGP
去年はコロナウィルスの影響で直前に開幕戦のオーストラリアがキャンセルになってしまいましたが、今年は無事にバーレーンGPからの開幕となったF1。史上最多の23戦が予定されているホンダのラストイヤー、久しぶりの日本人ドライバー角田裕毅も相当に速いという評判なので期待せずにはいられないんですよね。
つい最近バーレーンでのレースを2回見たことがあるような気もしますが(^_^;)
と、予選ではマックス・フェルスタッペンが昨年の最終戦に引き続いてのポールGET。しかも2番手のルイス・ハミルトンに0.388秒、3番手のバルテリ・ボッタスには0.589秒の差をつけてのもの。
ウィンターテストではメルセデスGPが主にフロアに関するレギュレーション変更の影響を受けてアドバンテージを失ったように言われていましたが、珍しくそれがキツネとタヌキの化かし合いではなかったということなのかも知れません。まあ、今季からレッドブルに加入したセルジオ・ペレスはQ2ドロップの11番手に沈んでいますし、初戦の予選だけではまだ何とも言えませんが。
もう1つのホンダチーム、アルファタウリはピエール・ガスリーがなんと5番手。角田裕毅は本人が後でコメントしていたとおりQ2でタイヤのグリップが何故か落ちて13番手に沈んでしまいましたが、Q1では2番手！タイムをマークしていますしミディアムでのアタックなので決勝ではそこそこ走れるのではないかと。
トワイライトレースで徐々に暗くなっていく中始まった決勝レースは最初から混乱。
フォーメーションラップでペレスがストップしスタートがやり直しになった上、スタート直後にはコース内外でお騒がせのルーキー、ニキータ・マゼピンが単独クラッシュしてセーフティーカーが導入されたかと思えば、再開後には上位を伺っていたガスリーがフロントウィングを失って今度はヴァーチャルセーフティーカーが・・・
この混乱の中でスタートもイマイチだった角田裕毅は16番手辺りまで後退してしまった上、トップを堅持していたフェルスタッペンも1回目のピットストップでものの見事にハミルトンにアンダーカットされたて2位にドロップ。しかもミディアムを履いたことで2ストップ戦略も露わに。
なんかホンダ前途多難的な感じになってしまいましたが・・・
ハミルトン、フェルスタッペン共に2度目のピットストップを終えた40周目には7.6秒の差があったものの、ハミルトンより11周若いハードタイヤを履いたフェルスタッペンが徐々にその差を詰め、残り4周の時点で一度はフェルスタッペンが見事にハミルトンをオーバーテイク！ 直前のハミルトンのミスもあったとはいえ手に汗握る見事なシーンだったんですが・・・ その直後にハミルトンがあっけなく前へ。すわ「まさかホンダにトラブルか！？」と思ったものの、どうもオーバテイク時にトラックリミットを超えていたのを考慮して先行させたようで・・・レースコントロールからの指示があったとはいえ、5秒ペナルティならフェルスタッペンの言うように受けてしまってその分引き離す手もあったような気もしますけどね・・・
結果的にハミルトン-フェルスタッペン-ボッタスという去年のようなポディウムになりましたが、今年のレッドブルはちゃんと戦っているので、ここ数年のメルセデスワンマンショーからは抜け出せそうな気がします。あ、そんな中、ハミルトンはミハエルの持っていた通算リードラップ記録5112もこのレースで更新していますけどね。
さて、角田裕毅は（ピットストップ回数やマシンのパフォーマンスなど条件は違うんでしょうが）コース上でセバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンという各チャンピオンを何度かオーバーテイクしながら順位を回復し、最終的には9番手フィニッシュ。画面には写っていませんでしたが、ファイナルラップにはランス・ストロールをパスしてもいたようです。
以前とはポイント制度も違うとはいえ、日本人のデビュー戦入賞はこれが初。まだ20歳の若武者ですが、前途洋々と感じずにはいられませんね！
まだまだチームとドライバーやマシンのカラーリングなどが一致しないんですが、そんな中でも印象的だったのがルノー改めアルピーヌからF1復帰したフェルナンド・アロンソ。ピットガレージで照明が強く当たっていた時、マシンの色味がスカイブルーに見えてチャンピオンを取った頃のマイルドセブンカラーのルノー＆アロンソに見えたんですよね〜
更に、どうしても気になってしまうのが「MSC」。Q1で一瞬タイミングモニターの最上部にこれが表示された時にはやはりそれが当たり前だった昔を思い出してしまいました。ミック・シューマッハ自身がこの「MSC」を希望したそうですが、奇しくもミハエルと同じ22歳でのF1デビュー。ハースで直ぐに上位に食い込むのは困難かも知れませんが、こちらも期待せずにはいられないですね。
さて、次戦は4/18決勝のエミリア・ロマーニャGP。昨年復活したイモラでのGPですが、フェラーリ（というよりフェラーリのパワーユニットかな？）がやや復調しているように見えるので第2イタリアGPでの活躍に期待したいところです。
ん、今季は23戦もあるのに3週間後なんですねぇ
〔レース結果〕
https://sportsnavi.f1.stats-japan.jp/f1/race/stats/20210328018/7/
〔ニュース記事〕
https://news.yahoo.co.jp/articles/
0ab1f3e341c2b0193392b119adec361a4af54ee1
https://news.yahoo.co.jp/articles/
365545c9f3a91ccde3281e78ceb403bb441b48f8
https://news.yahoo.co.jp/articles
/b8d8d5c57a4db134af631bd3ceddc1119a0f72ec
https://news.yahoo.co.jp/articles
/bd1d5e9abe5b413dc61e12337999e98ed5213191
https://news.yahoo.co.jp/articles/
06dab25a6b6e2e4652a02cf022ac1a9697868486
今年は無事にというか・・・野球もF1も開幕を迎えて一安心です。ワクチンはどうなるのかまだまだ分かりませんし、既に第4波も・・・となっているのが気になりますが。
県外移動NGとは大変なお仕事なんですね。HONDA最終年ですから、鈴鹿の頃には色々と緩和されていると良いですね！
トラックリミットの件は色々と取り沙汰されていますね〜 あの時は何かトラブったのかという思いが先に来てしまいましたが、改めて思うにフェルスタッペン（とレッドブル）が優等生過ぎたかなぁと。そのまま走って揉める方が「らしい」ですよね(^_^;) あの数周は見応えありましたし・・・フェルスタッペンも大人になったんですかねぇ まあ、もう一回抜けると踏んでいたのかも知れませんけど・・・
「コロナと共存」とでも言うんでしょうが、何より観客がいて行う事が出来て嬉しいです（と言っても今年も鈴鹿は行けそうにありません・・・（（仕事上県外移動が禁止されていて・・・））
ワクチンが行き渡れば、また違った風景になるのかもしれませんが、まずは第四派に備えて、スポーツ観戦に励みます！！
今年のHONDAには、期待出来そうですね！！
（個人的にはみ’さんのもっと辛口のF1観戦記を期待しておりますよ・・・ハミさん何回はみ出てる！とか、ホーナーじーさんスチュワードにボヤキ過ぎとか・・・）
