July 29, 2022

映画バニシング・レッド

地上波で放送されていた映画「バニシング・レッド」。何の気なしに録画鑑賞しました。後から調べたら1993年のアメリカ映画で、主演はあのドルフ・ラングレン。どうしてもドラゴを連想してしまいますが、年代的にはもう少しあとの映画でした。DVD化もされていないというレアな作品でしたが(^_^;)　

あらすじ的には・・・

元カーレーサーで高いドライビングスキルを持つサンティは、高級車窃盗団の運び屋だった。ある日、相棒のエディを射殺した警察官を射殺したことで逮捕・投獄されてしまったが、脱走してたまたま居合わせた女性警察官のリタを人質として逃亡生活を始める。

窃盗団はサンティを見捨てようとしており、その復讐のためにサンティは窃盗団のアジトに向かったが、窃盗団の上層部にはセヴェランス警部補も加わっていた・・・

という感じでしょうか。

ここからはネタバレアリの感想を少々。

ほぼ予備知識なしで観たんですが、シンプルにいうとフェラーリF40の映画でしょうか。サーキットやアスファルトの都市部ではなく砂漠を疾走するF40の絵がかなり長く使われていて、この絵が見たい人には堪らないのではないかと。‘み’はF1こそ興味ありまくりですが箱車はそれほどでもないので「珍しい絵だなぁ」位の感じ方でしたが、それでもランボルギーニ・カウンタック（アニバーサリーかと）も追う側として登場してカーチェイスにもなりますし、黒幕がどうとかそういうお話はもう頭に入ってこなかったかなと(^_^;)　

あ、でもどっちもマシンはレプリカのようですけどね。

後はまあ・・・アジトでの銃撃戦位でしょうか。サンティは元レーサーという役どころでしたが、スティーブン・セガールのセガール無双よろしくドルフ無双という感じでプロの殺し屋？が全く歯が立たない様子だったので、難しく考えずに「フェラーリが台無し・・・(T_T)」とか思って見ればよいのかなと思います。お腹を撃たれていたんですけどねぇ

一応ハッピーエンド的な終わり方でしたが、フェラーリやランボルギーニの砂漠疾走シーンを見たい人にはお勧めできるものの、そうでない方には全く価値がないかも知れません。DVDになっていないのもそんな理由なのかなぁ