F1 2013 第15戦 日本GP 決勝
予選ではベッテルのKERSトラブルもあり、引退間際のウェーバーがポールをGETしたF1第15戦、鈴鹿での日本GP。
韓国に引き続いて時差が少ないこともあって21：00からのBS中継だったんですが、その時間帯にはTVを確保できず録画鑑賞しました。
この週末は相変わらず好天に恵まれ、日曜日も気温25度、路面温度37度の秋晴れ。雨は考えなくて良さそうでしたが、極端に荒れるようなことはなく、なかなか面白いレースが見られました。
スタートではベッテルの蹴り出しが明らかに悪く、逆に偶数列の4番グリッドから好スタートを決めたグロージャンが2台のレッドブルの間に割って入り1コーナーをGET。そのまま初勝利を目指してトップを走行する予想外の展開に。
上位陣ではベッテルがハミルトンと軽く接触し、ハミルトンは右リアをバーストさせた後ピットイン。数Lap走ったもののそのままリタイアとなってしまいました。ベッテルの方はダメージがあるような話もありましたが、結局データ上は問題が無かったようでステイアウト。
あ、スタートの1コーナーではヴァン・デル・ガルデとビアンキが1コーナーで派手にクラッシュしていましたけどね。
ベッテルのタイトル獲得阻止に何とか粘っているアロンソは、8番グリッドからやや順位を上げたものの、中盤には4位リカルドに引っかかってマッサと共に渋滞の中。とても上位を追うような展開にはならず・・・
ベッテルとウェーバーがピット戦略を分けながらも、共にグロージャンを捉え切れず、興味がグロージャンの初優勝に移ってきた頃、ベッテルは38Lap目に入るところで最後のタイヤにハードをチョイス。グロージャンの前には出られませんでしたが、ファステストラップを記録しながらこれを追い、41Lap目の1コーナーでパス。
この直後に最後のピットインを終えたウェーバーもグロージャンの後方でコース復帰しましたが、残り2Lapというところでやはりグロージャンをパス。終わってみればレッドブルのワンツー、しかも勝てるとは思わなかったというベッテルが前という絵に描いたような結果になっていました(^_^;)
これはFP1でシケインを駆け抜けるベッテル。確かにトラクションコントロール時代のような咳き込んだ感じのエグゾーストノートが目立っていましたけどね(^_^;)
3位グロージャン以下はアロンソ-ライコネン-ヒュルケンベルグ-グティエレス-ロズベルグ-バトン-マッサというトップ10。アロンソは9位以下に沈まずにベッテルの戴冠を阻止し、史上最多ポイント獲得の称号も手にしましたが、5連勝のベッテル297pts.に対しアロンソは207pts.＝ 90pts.差に開いてしまい、ベッテルの戴冠はもう時間の問題となってしまいました。
そうそう、気になったのがスタンドの様子。今年は小林可夢偉がシートを失って日本人ドライバーがいないこともあってか、明らかに空席が目立っていたんですよね。観客数はこんなものだそうで、日曜日ですら10万切りの86,000人、3日間合計では171,000人とのこと。佐藤琢磨がSAF1を駆った2006年は361,000人だったそうですから、半分以下なんですね。やはり日本人ドライバーがいないと盛り上がらないんでしょうね・・・
さて、次戦は10/27決勝のインドGP。2011年から開催され始めた新しいGPですが・・・ 過去2年ベッテルしか勝ってないんですねぇ アロンソはベッテルとの差を16pts.以上縮めないとベッテル戴冠となりますが、そのためには2位以上が必須。逆にベッテルはアロンソが勝っても10pts.確保で良いので5位以上で自力戴冠。
これはいよいよタイトル決まりかなぁ(^_^;)
〔レース結果〕
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2013/10/f1-b073.html
〔ニュース記事〕
http://www.gpupdate.net/ja/f1-news/301730/
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f107/2013/10/5gp-fa45.html